消費者の視線を集める「ナンバリング」とは一体何でしょうか。
今回は、雑貨屋さんで見かけた雰囲気の良いバスソルトのパッケージを参考に、薄くて小さい三方シール袋の特徴と、ナンバリングを使ったパッケージデザインについてご紹介します。
入浴剤
バスソルトパウダー×40g
200円
BATHLIER(バスリエ)
http://www.bathlier.co.jp/
少量粉末の包装は、三方シール袋がおすすめ
袋は、清和さんが販売されているクラフト材質の三方シール袋です。粉末状や粒状の商品を少量で販売したい場合、適したサイズの袋ってなかなか見つかりません。少量の場合、商品単価も高くできませんので、資材費を抑える必要があります。そんな時に役立つのが、この三方シール袋です。
平面でぺたっとしていて、サイズは10cm四方程度のものからあります。保存用のチャックは付いていないので、食品の場合は、使い切りのものか、湿気などに強いものが適しています。
製造会社 | 清和 |
購入可能場所 | パッケージ通販 |
商品番号 | 50421 |
商品名 | AクラフトアルミNY三方袋 110×125 |
サイズ | 125×110mm(袋縦×袋幅) |
販売単位 | 100枚 |
単価 | 16円 |
ラベルを貼る代わりに、インクジェットプリンタで印刷してコスト削減!
資材費を抑えるという点で、三方シール袋は、ラベルシールを貼る代わりに、インクジェットプリンタでデザインを印刷できるというメリットもあります。清和さんが提供されているラベル印刷ソフト「お手軽プリント」にテンプレートがあるので、好きな文字やイラストを配置してプリンタに通すだけで簡単にオリジナルデザイン袋ができます。もちろん裏面も印刷できるので、写真のような一括表示やバーコードも載せられます。
ナンバリングで購買意欲を刺激しよう
数字を目立たせたデザインのパッケージを見かけることがあります。「ナンバリング」と呼んでいますが、コーヒー屋さんであれば、豆の産地や味で番号が振られていたりします。ご紹介しているバスソルトのパッケージは、表面の下部に「#5050」と大きくデザインされています。
実は、この番号を大きく目立たせることが、商品の売れ行きに大きく関わることがあります。これは、「日ごろから数字を意識している」人の習性を利用した販売テクニックです。同じような商品がいくつか並んでいる中、数字が書かれた商品があれば手に取ってもらいやすいですし、自分やギフトを贈る相手に関連した数字「誕生日やラッキーナンバー」があると特に選ばれやすくなります。
パッケージは、商品を包んで保護する役割はもちろんですが、売るための役割も担っています。いかに商品を手にしてもらうか、買ってもらうか、ということを意識して、ナンバリングを活用したデザインにしてみるのも、ひとつの手です。
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