これが日本茶！？思わず手にとる「たまごパック」のようなパッケージ

売れない商品は、売れるパッケージで売りなさい。
【インスタ映え】たまごパックのようなケースを使った煎茶のパッケージ

日本茶の茶葉の国内消費が落ち込んでいると聞きます。思えば、小さい頃は母親が急須で緑茶を入れてくれていました。しかし、社会人になってからは、忙しい毎日が続き、飲むと言えばペットボトルの緑茶。急須でゆっくりお茶を飲む時間もつくれていないような気がします。自分のような人が増えてしまっては、日本茶の消費量が縮小してしまうのも仕方ありません。急須で入れたお茶は美味しいのに・・・。

今回ご紹介するのは、そんな緑茶（煎茶）のパッケージです。雑貨屋で見かけるや、一目惚れで購入してしまいました。誰が、日本茶をたまごパックにようなケースに入れると想像できたのでしょうか。素晴らしいとしか言いようがありません。また、日本茶から離れた若者世代には、確かにティーバッグやフレーバーのチカラも必要に感じます。そのあたりの企画も含めて、パッケージの詳細を探ってみます。

煎茶＆みかん
煎茶ドリップバッグ：2ｇ×3 / ドライフルーツスライス×2枚
650円
聖新陶芸株式会社
http://seishin-tougei.com/

遊び心あふれる聖新陶芸さんのパッケージ

企画・販売されているのは、栽培キットのパッケージでもご紹介したことのある、聖新陶芸（せいしんとうげい）株式会社さん。植物栽培キットなどの販売がメインですが、最近は日本茶も扱われています。どの商品も、手にとりたくなるような遊び心をもったパッケージで素敵です。

■CHANOCO: http://seishin-tougei.com/tokusyuu4.html

たまごパックのパッケージデザイン詳細

巻き紙

パルプのギフトケースにデザインを印刷した紙が巻いてあります。

お茶の楽しみ方。中にティーバッグが入っているのが分かります。

お茶の楽しみ方・拡大

食品一括表示・バーコード・識別表示

パルプパックの中身

巻紙を取りパルプパックを開けた状態。たまごケースのようですが、中に凸凹はありません。

蒸着袋に入った煎茶ティーバッグと透明袋に入ったドライフルーツのスライスです。

煎茶の包装に使われているのは、包材メーカー「清和」さんの袋。

ドライフルーツのスライス。個別に食品表示が貼ってあります。

パルプパックってどこで買えるの？

今回ご紹介した「たまごケース」のパッケージを製造されているメーカーまでは特定できませんでしが、類似商品は、店舗用品専門Webサイト「ストアエキスプレス」やシモジマさんが運営されている「ラッピング倶楽部 本店」でも販売されています。

■ストアエキスプレス / パルプモールドBOX
⇒Webページはコチラ

■ラッピング倶楽部 本店 / パルモパックM
⇒Webページはコチラ

最近は、インスタグラムを中心としたSNSの広がりによって、可愛いパッケージや面白いパッケージをシェアすることが流行しています。ニーズに合ったパッケージをつくることで、思わぬところで商品が売れるかもしれません。ぜひ売れる商品づくりを。