日本を感じるパッケージで外国人に商品をPR
2020年に開催される東京オリンピックに向けて、今後、訪日外国人観光客の数は益々増えてくることが予想されます。観光地を訪れた時や帰国の時に必ず買うのがお土産。外国の方には、やはり見た瞬間に日本を感じるデザインのものが喜ばれます。今回は、誰でも簡単、パッケージを和風にするポイントを3つご紹介します。
和風の商品ラベルをつくる
まずは基本的な方法として、和風の商品ラベルをつくって袋や箱に貼る方法があります。消費者に商品の印象を伝えるのに、ラベルは大きな役割を果たしてくれます。そのため、商品ラベルを和風に仕上げるポイントを抑えておけば、雰囲気をぐっと高めることができます。
1.和風素材のラベルを使う
2.背景に和柄デザインを使う
3.筆文字を使う
和風素材のラベルを使う
商品ラベルといえば、上質紙や光沢紙のラベルが一般的によく使われていますが、実は、和紙を使ったラベルも存在します。上品な「雲竜柄」や華やかな「金銀箔柄」など。和風素材のラベルであれば、シンプルに商品名を印刷するだけでも、随分と雰囲気ができます。
サイト和風ラベル販売:ラベル印刷ねっと
背景に和柄デザインを使う
和柄のデザインといえば、波模様、格子模様、市松模様などたくさんあります。無地の上質紙や光沢紙のラベルに、和柄のパターンをレイアウトするだけでもOKです。
サイト【商用利用可】和柄フリー素材提供:WAGARA Pattern
和柄の上に商品名を印刷する場合、背景の柄を薄い色にすると、商品名が見えやすくなります。また、色のはっきりとした柄を使う場合は、上にベタ塗りの長方形などを配置することで、商品名がしっかり目立ちます。
筆文字を使う
和風素材のラベルや和柄デザインとあわせて使いたいのが、筆文字。細い筆文字であれば上品な印象になりますし、太い筆文字であれば力強くインパクトが出ます。筆文字のフリー素材を提供されているサイトもありますので、パソコンに入っている書体に満足できない場合は、活用するのもありです。
サイト【商用利用可】筆文字デザイン提供:brushstock
和風の袋や箱をつかう
袋や箱そのものが和風素材のものもあります。上記で紹介したような和風ラベルと組み合わせることで、更に雰囲気が出ること間違いなし。和風の袋や箱は、清和さんが運営する「パッケージ通販」というサイトで様々な種類が販売されています。
サイト和風の袋や箱販売:パッケージ通販
和紙の包装紙や小物をつかう
商品を包む包装紙に和紙素材を選ぶのも和風ラッピングのポイントです。袋に包装紙を巻くのはテクニックが必要ですが、箱・ケースには使いやすいと思います。一緒に和風のリボンなども合わせると、商品も引き締まり一気にプロっぽくなります。シモジマさんが運営するサイトで、和紙の包装紙やラッピング資材がたくさん販売されていますので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょうか。
さて、今回は「商品を和風にする3つの方法」についてご紹介しました。コツさえおさえれば、誰でも簡単に和風パッケージがつくれます。今後さらに増える外国人観光客に向けて、ぜひ和風のパッケージをつくって商品をPRしていきましょう。
コメント