海外の方を意識した商品づくり「国産」以外の表示について
日本国内でも、外国人旅行者・居住者の数が非常に増えてきました。これからさらに、海外の方たちを意識したパッケージづくりが必要になってまいりますが、皆さんご準備されていますか?
最近は、「Made in Japan」 「Product of Japan」など、敢えて日本国産の英語表示があるパッケージも見かけるようになりました。私達がハワイに行けばハワイ産のお土産を買ってかえるように、旅行者にとって、この表示はとても重要なポイントです。
また、アメリカや中国では、日本産の食品に「Healthy(健康)」「Safety(安全)」というイメージを持たれている方も多く、日本の商品を購入する理由になっているようです。今は、先進国を中心に健康志向の方が増えていますので、国内のオーガニック商品や無添加商品は、海外の方にもっとPRすることで、販売の機会につなげるチャンスでもあります。
今回は、アメリカで見つけた手づくりキャンディーとシリアルのパッケージをご紹介します。健康志向の方に対して、英語でどのような表示をしたら良いのか、参考にしてもらえればと思います。
写真をみていただくと、栄養成分表示の隣やパッケージの上部に「NO~」や「~FREE」といった英文が目立つようにデザインされています。よく目にすると思いますが、これは「○○不使用」という意味です。
日本人にとっては当たり前で表示するまでもないようなことでも、海外の方にとっては、購入の判断材料にもなる有益な情報になる場合があります。また、同じ商品が並んでいたとしても、表示してあるものと、そうでないものとでは、商品に対する信頼度が変わります。
外国の方が多く来店される場合は、こういった点も意識した上で、パッケージづくりをされてみてはいかがでしょうか。
NO ARTIFICIAL FLAVOURS AND COLOURS | 人工香料・着色料不使用 |
NO ARTIFICIAL SWEETENERS | 人工甘味料不使用 |
NO PRESERVATIVES | 防腐剤不使用 |
GMO FREE | 遺伝子組み換え不使用 |
GLUTEN AND WHEAT FREE | グルテン・小麦不使用 |
NUT, PEANUT AND SOY FREE | ナッツ・ピーナッツ・豆不使用 |
95% FAT FREE, NO TRANS FATS | 95%脂肪カット、トランス脂肪酸不使用 |
LACTOSE AND DAIRY FREE | 乳糖・乳製品不使用 |
CHOLESTEROL FREE AND LOW SALT | コレステロールを含まない、低塩 |
NO HIGH FRUCTOSE SYRUPS | 異性化糖不使用 |
A VEGAN CONFECTION | ビーガン(菜食主義者)向けお菓子 |
FREE OF ANIMAL PRODUCTS | 動物製品不使用 |
GLUTEN FREE | グルテン不使用 |
WHEAT FREE | 小麦不使用 |
NUT FREE | ナッツ不使用 |
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