【保存版】パッケージの役割とデザインの重要性 総まとめ

パケログにご訪問いただきありがとうございます。
当ブログでは、パッケージづくりのコツやポイントをご紹介しています。

今回は「パッケージの役割とデザインの重要性」についてまとめます。
これからお店を開く方、商品づくりをされる方、パッケージの勉強を始める方は、
頭の片隅に入れておくだけでも今後より効果的なパッケージがつくれると思います。

早速ですが、パッケージデザインって何のためにするのでしょう?
パッケージデザインは、ポスターやチラシといったグラフィックデザインとは異なり、
大きく4つの役割を担っていると考えます。

保存する

まずは、パッケージの基本として、商品を保存する役割があります。

食品で考えますと、食品は、付着した菌が繁殖したり、酸化することで傷んでしまいますので、
商品を製造してから消費者に届くまでの間、または食べきるまでの間、品質を保てるパッケージが必要です。
そういった意味でも、食品パッケージに広く利用されているのが、瓶、ラミネート袋、缶などの容器です。

スーパーの売り場やご自宅のキッチン、冷蔵庫などを見渡すと、
多くの食品が瓶やパウチ、ジップ付きの袋に包装されていると思います。

食品保存用パッケージの起源は、ナポレオンの時代まで遡(さかのぼ)ります。
戦時中、遠征の時に食料を長期保存する必要性があったため瓶が開発されました。
その後、缶、袋(プラスチック製品)が開発され、一般的にも多く出回るようになっています。

最近では、防災備蓄品として、開封しなければ3年、5年または10年も保存が効く食品まで登場していますね。
これだけ食品が保存できるようになったのは、間違いなくパッケージ技術の発達によるものです。

輸送する

次に輸送です。

実際に店舗を運営するとなると、インターネット通販も視野に入れる方も多いかと思います。
また、通販でなくても、消費者が自宅に持ち帰る時も含め、商品を運ぶシーンは様々です。
輸送において一番肝心なのは、やはり商品が破損することなく目的地まで届くことです。

以前、通販で海外の方とやり取りをしていたことがありますが、海外の方は、
外装パッケージが多少曲がったりしていてもさほど気にされないことが多かったように感じます。

しかし、対日本人であれば、そうはいきません。
商品を包んでいる外装パッケージも商品の一部と考えますので、多くの場合が、
段ボールや封筒の中に商品を入れた後、隙間にプチプチやエアクッションなどの
緩衝材を隙間なく挟み込んで発送されています。

商品に合った丈夫な外装箱を選ぶと同時に、状況に応じて副資材もうまく活用すること、
そして出来る限りコストを抑えることが輸送におけるパッケージのポイントです。

陳列する

続いて陳列です。

お店で商品を販売する場合、並べやすく、見やすく、そしてお客さんが取り出しやすいように、陳列する方法でパッケージの形も考える必要があります。

例えば、商品棚に前から後方に向かって並べる場合、自立するスタンドパックなどのパッケージが有効です。
高さを活かして上に重ねることができるのであれば、箱など天地が平たいパッケージ。
フック棚では、穴付きの袋や箱を使ってぶら下げて陳列することで、スペースをうまく利用できます。

また、掘り出しもののように、籠の中にガサガサと入れる場合は、特に形は問いませんが、
小さく軽量のものが負担にならないでしょう。

国内の包装資材屋さだけでも、非常に多くの種類のパッケージが販売されていますので、
商品を販売する場所の環境を考慮して、パッケージの形状を変えてみるのもおすすめです。

販売する

最後に、私がパッケージにおいて最も大切だと考えるのが、販売です。

何のためにパッケージするのかと考えますと、やはり商品である以上、必ず売れなければなりません。
そして、売れるために必要なのが「デザイン・情報伝達」です。

ただパッケージデザインの認識において間違ってはいけないのは、
デザイン=オシャレ、デザイン=クリエイティブではないということです。
オシャレだから売れる、クリエイティブだから売れる、ことはありません。

大事なことは、ターゲットとなる消費者(買って欲しい人)が、何処で、何の目的でその商品を買うのか。
これを十分に考えると、おのずとデザインが変わり、売り上げが変わります。

例えば、30代の女性をターゲットとした場合でも、
売っている場所によって商品を探す目的は様々です。

・近隣のスーパーでは、家計を圧迫しない、安いものを探している。
・ちょっと高級なスーパーでは、普段出会わないようなこだわり商品を探している。
・デパートでは、ちょっと値段がしても可愛い手土産になるものを探している。
・自分へのご褒美に、普段買わないような贅沢感のあるもが買いたい。
・道の駅では、パッケージより鮮度・品質の良いものを安く買いたい。
・お土産コーナーでは、地名が入っているほうがいい。

デザインについては、他にも考えることがありますが、
とにかく消費者目線に立ってパッケージを考えることが大切です。
ぜひこのポイントを見失わずに商品づくりを心がけましょう。

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