「カレーの壺」一瞬で魅力が伝わるラベルづくりのポイントとは

カレー好きであれば手にしたくなるパッケージ。その理由は・・・。

今回は、「第3世界ショップ」で取り扱いされている商品のひとつ、スリランカ産カレースパイスのパッケージをご紹介します。食品雑貨屋でたまたま見かけた商品ですが、思わず手にしたパッケージには何か理由があるはず。そのパッケージデザインのポイントを探ります。

カレースパイス パッケージ 瓶

(株)プレス・オールターナティブ 第3世界ショップ
http://www.p-alt.co.jp
カレーの壺
580円

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カレースパイスにはガラス瓶

カレースパイスの包装に使われているのは、ジャムやピクルスでも使われている一般的なガラス瓶。上部の蓋は金色のツイストキャップです。

ご紹介している瓶の製造メーカーは不明ですが、同等の既製瓶は、関守製作所さんが運営する「ガラスびん.com」や「ジャムびん.com」でも販売されています。サイトの特長は、目的にあった瓶を探しやすい点と希望数量で購入できる点。蓋の色も選べます。

TF-150出典:がらすびん.com

上写真の瓶(TF-150)を購入する場合、数量によって利用するサイトが異なります。
がらすびん.comを使えば、単価65円で84本。数量がまとまっていない時や商品サンプルをつくる時は、若干単価は高くなりますが、ジャムびん.comから数本程度で購入できます。

数量単価購入場所
84本~65円がらすびん.com
1本~120円ジャムびん.com
10本~114円ジャムびん.com
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購買意欲をかきたてる商品ラベルのポイント

日々の食材を買いに行くスーパー。新しい発見を楽しむ食品雑貨店。目的によって商品を見る目は異なりますが、一般的に消費者が商品を手にするかどうかは2、3秒で決まると言われています。つまり、商品パッケージは、一瞬で消費者に魅力を訴求できるチカラをもっているか、というのがポイントになります。そのチカラを引き出すために、包装容器のカタチや商品ラベルに工夫を凝らす必要がある訳です。

ご紹介しているカレースパイスは、食品雑貨店で購入したもの。カレースパイスを探していたわけではないのですが、歩きながら棚に陳列されている商品を眺めているときに目に飛び込んできたのがこのパッケージです。一瞬で「本格的」「美味しそう」と感じ、手に取りました。

では、何が私に「本格的」「美味しそう」と感じさせたのでしょうか。次のような点がポイントです。

  • 本格的:カレーの本場であるインド・スリランカを連想させる人物のイラスト(ナンダおばさんという方がモデルらしい)。そして、こだわりを感じさせる”あじ”のある手書き風文字。
  • 美味しそう:赤と黄色の配色。赤、オレンジ、黄、緑は、食欲をそそる色といわれています。

カレー スパイス ラベル

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輸入食品の食品表示ラベル

ご紹介しているカレースパイスはスリランカからの輸入品。食品表示ラベルには、原産国名や輸入者が表示されています。

カレー スパイス 食品表示 ラベル

●名称:カレー味調味料 ●原材料名:醸造酢、食塩、タマリンド、しょうが、たまねぎ、とうがらし、にんにく、米、コリアンダー、乾燥ココナッツ、ココナッツオイル、その他香辛料 ●内容量:220g ●賞味期限:キャップ上面の2行目に年月で記載 ●保存方法:直射日光や高温多湿を避けてください ●原産国名:スリランカ ●輸入者:(株)□□□□ 東京都△△△1-2-3 TEL:03-1234-5678

 

いかがでしたでしょうか。今回は、ガラス瓶を使ったカレースパイスのパッケージをご紹介しました。ラベルひとつでパッケージの印象は大きく変わります。消費者にどうすれば手にしてもらえるか、その点を意識したパッケージづくりが大切です。

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