商品ラベルって何のためにあるのでしょうか?
今回は、ラベルづくりの際に意識すべき「2つのポイント」についてご紹介します。これを抑えておくことで、ラベルのデザインが変わり、売り上げが変わります。
ターゲットを明確にすること
商品を買ってもらえるかどうか。すべては、目の前を歩くお客さんにパッケージを手にとってもらうことから始まります。そのためにも、商品は誰に買ってほしいのか、まずはターゲットとなるお客さんの年齢や性別、家族構成を明確にすることが大切です。
次に、そのお客さんがどのような商品を求めているのかを、イメージしましょう。ターゲットが若い女の子であれば、SNSで紹介したくなるような可愛いさを求めているかもしれません。会社員の女性であれば、友人のギフトに高級感のあるものを求めているかもしれません。商品を手にしたときに、「笑ってくれるかな」「夜、自分で飲もうかな」「友達にあげようかな」と想像したくなるようなラベルがつくれると成功です。
keecoさんが運営する、女性の可愛いを集めたサイト「カワコレ」。女性の心を掴むポイントがたくさん紹介されていて、ラベルづくりのアイデアにもおすすめです。
商品の特徴を分かりやすく伝えること
人は、目の前の商品が今の自分にとって必要かどうかを、ほんの数秒で判断します。つまり、商品を手にしてもらえるかどうかは、一瞬で決まってしまうということです。そのチャンスを逃さないためにも、商品を見た瞬間に、商品の特徴が伝わるパッケージが必要です。
それでは、商品の特徴を伝えるためには、どんなパッケージやラベルが良いのでしょうか?一般的に、「イラストのみ」や「文字のみ」よりも、「イラスト+文字」や「写真+文字」の方が情報を認識しやすいと言われています。
「文字で説明しているから大丈夫だろう」「写真を載せているから理解してくれるだろう」と思ってはいけません。お客さんは、よっぽど必要としている商品以外は、じっくり文字を読むことはありませんし、写真から受け取る印象は人それぞれです。出来る限り分かりやすく、商品の特徴を伝えるようにしましょう。
…とはいっても、イラストや写真を必ず使う必要はありません。パッケージが透明であれば中身が見えますし、高級商品であれば、イラストや写真を使うと、せっかくの雰囲気を壊してしまう可能性もあります。
もし売り上げにつながらない商品があれば、パッケージの印象を第三者に聞いてみるのも良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?今回は、ラベルづくりを成功させる2つのポイントについてご紹介しました。パケログでは、実際のお店で見かけたパッケージをたくさんご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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