パケログにご訪問いただきありがとうございます。当ブログでは、パッケージ資材の仕入先やパッケージづくりのコツ、パッケージの裏面に貼る食品表示の書き方など、パッケージに関する様々な情報を記事にしています。
パッケージの裏面に載せる情報って、例えばどんなのがあるの?
さて、今回はパッケージの裏面について考えます。パッケージデザインというと、どうしてもパッケージの正面ばかりが気になってしまいますが、実際に商品をつくる時は、裏面についてもしっかり注意を払う必要があります。
例えると、パッケージの正面が第一印象を与えるルックス(容姿)で、裏面が名前や経歴ど詳細を記した履歴書みたいなものでしょうか。履歴書は自分を知ってもらう大事な情報のため、会社が何を求めているかをしっかりと考えて適切な情報を記す必要があるわけです。
加工食品では、パッケージの裏面に表示する情報として次の3つが代表的です。
・食品表示
・アレルギー表示
・栄養成分表示
商品のファン(リピーター)であれば、上記の情報だけでも十分かもしれません。しかし、はじめて商品を見られた方であれば、食品表示、アレルギー表示、栄養成分表示以外にも、もうひと工夫加えて商品の魅力を伝えたいものです。これから、5つの例を挙げますので、ぜひ参考にして売り上げアップにつなげてください。
商品の説明
それが一体どんな商品なのかを文章で伝えましょう。「文章をつくのが苦手・・・」という方も安心してください。情報伝達の基本に「5W1H」というものがあります。次の6つの要素を意識することで、伝わりやすい文章が構成できます。
・When(いつ):○○年から
・Where(どこで):○○県△△地域で
・Who(誰が):アレルギーに苦しむ子供を持つ母親が
・What(何を):クッキー
・Why(なぜ):子供も安心して食べられるように
・How(どのように):○○を一切使わず
心を込めた文章は相手に伝わるものです。共感してもらえれば買ってもらうチャンスも増えますので、ぜひ上記ポイントを抑えながらメッセージを考えてみてください。
商品の特徴
商品に強み・アピールポイントがあれば、短い文章で的確に。文字を太くしたり装飾をして、パッと目に飛び込んでくるように心がけましょう。
例)
・オーガニックで体にやさしい
・ノンカフェインなのにとても美味しい
・天然のフレーバーを使用
こんな方にぴったり
その商品を誰に使ってほしいのか、誰におすすめなのかを明確にするのもポイントです。具体的に示すことで、消費者により伝わりやすくなります。
例)
・お休み前のリラックスタイムをお求めの方
・妊婦の方や授乳中の方
楽しみ方(飲み方・食べ方・使い方)
おすすめの飲み方、食べ方、使い方があると教えてあげると良いでしょう。ご自身にとっては当たり前の飲み方でも、初めての方にとっては知らないことかもしれません。理解しやすいようにするには、ステップで伝える方法やイラストや使う方法があります。
例)
・HOTでお楽しみの場合
Step1
Step2
Step3
・ICEでお楽しみの場合
Step1
Step2
Step3
ホームページURL・QRコード
ホームページ
パッケージの裏面といっても、情報を載せられる量には制限があります。詳細や最新情報はホームページで案内することもできますので、ホームページのURLを記しておくのもポイントです。
\○○を使ったおすすめレシピ公開中/
https://pakelog.net/
QRコード
また、最近はスマートフォンユーザーが増えています。スペースがあるのであれば、入力が面倒なURLは、QRコードにしてしまいましょう。入力の手間が省けて親切です。
QRコードを生成してくれる便利なWEBサービスがありますので、興味がある方はご覧ください。
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