熱シール機、熱シーラー、ヒートシーラー。様々な呼び方がありますが、簡単にいうと、食品を入れる袋を密封するための機械です。
食品を包んでいる多くの袋は、見た目は一枚の素材に見えますが、実は、それぞれ特徴をもった数種類のフィルムを重ね合わせた構造になっています。(ラミネート袋と呼ばれています。)多層フィルムを袋の形状にした時に、内側にくる面に、熱に溶けやすい材質のフィルムが貼ってあり、熱シール機で袋の口を挟み熱することによって、フィルムが溶けてお互いに引っ付き開かなくなる仕組みです。
最近は、100均などで、ハンディタイプの熱シール機も登場していますね。ポテトチップスなどの薄い袋であれば、あの程度のもので十分に密封可能です。しかし、ラミネート袋は厚みがありますので、業務用で使う場合は、これから紹介するような熱シール機を準備しましょう。
富士インパルス社の熱シール機を使おう
本ブログでは、国内の袋メーカー(セイニチ、清和、ニコノス、JFストックパック、吉村等)を幾つかご紹介していますが、各社で共通して推奨されている熱シール機が「富士インパルス」さんのものです。
熱シール機には、ハンディタイプのものから、真空ガス充てんができるものまで種類がありますが、ラミネート袋を熱シールする場合は、挟む部分の上下から加熱するタイプのものを選びましょう。袋メーカー各社で取り扱いがあるのが、この富士インパルスさんの「T-230k」というタイプです。
熱シールをしたつもりになっていたが、後でパカッと袋の口が開いてしまうことのないよう、多少コストがかかりますが、商品の品質を守るためにもしっかりしたものを選んでおくことをおすすめします。
熱シール機は、販売価格を比較して仕入れよう
「T-230k」はAmazonでも買えるようですが、袋を販売されている通販サイトで購入した方が断然安いです。各社の販売価格を調べてみたところ、数千円の差がありましたので、参考程度にご紹介しておきます。ちなみに、一番上にある「104WEB」さんは、セイニチさんの袋を専門に扱われている通販サイトです。
卓上シーラー T-230k | 税抜き価格 |
104WEB | 68,000円 |
清和 | 70,500円 |
JFストックパック | 72,000円 |
ニコノス | 76,800円 |
※詳しくは、各社のホームページをご覧ください。
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