ガス抜き袋を安く抑えるなら、ニコノス社のアロマブレスパック
コーヒー豆を購入すると、袋がパンパンに膨らんでいることがありますが、それは、焙煎したコーヒー豆から発生する二酸化炭素が原因だと、知り合いのコーヒー屋さんに教えてもらいました。
ピンで刺した程度の穴でも空いていれば問題ないのですが、真空状態にしていると、最悪のケースでは袋が破裂してしまうこともあるようです。私自身、コーヒーをよく買いますが、さすがに実際に袋が破裂するような場面に遭遇したことがありませんが・・・実際におきてしまったら、それは大変です。
しかし、そんな場面になかなか遭遇しないのもそのはず。コーヒー屋さんにとって、豆から二酸化炭素が発生することはあたりまえの知識で、袋を密封する時は、二酸化炭素を外に逃がす袋を使われていることが殆どです。今回は、このコーヒー屋さんが愛用するガス抜きの袋についてまとめたいと思います。
ガス抜きコーヒー袋 比較
さて、この二酸化炭素を外に吐き出す機能を持ち合わせたことをガス抜きと呼びますが、ガス抜き対応の袋といっても、実は色々な種類があるのです。国内最大級のコーヒー用資材専門店「ニコノス」さんのホームページを参考にさせてもらいますと、次の3つのタイプの袋が販売されています。
・アロマキープパック
・アロマブレスパック
・ボタン型バルブ
気になるのがその価格面。200~300g用の一般的なクラフト袋(100枚購入時の単価)で比較したところ、アロマブレスパックが圧倒的に安いことが分かりました。費用を抑えたい時におすすめです。
200~300g ガゼット袋 | アロマキープパック | アロマブレスパック | ボタン型バルブ |
価格 | @40.6円 / AKP-230K | @27.3円 / ABP-230M | @47.6円 / K-230V-E |
ABP-230Mの特長
この「ABP-230M」の袋、一体どんな工夫がされているのでしょうか。
我が家にちょうどニコノスさんのコーヒー袋がありましたので、もう少し詳しく見てみたいと思います。
袋の裏面 底部分
ニコノスさんのロゴと商品番号が印字されています。
袋の裏面 右下
アロマブレスパックの説明が印字してあります。消費者にとっても、袋の説明は親切ですね。
また、保存方法やプラマークもすでに印字されていますので、食品表示にわざわざ文章を載せる必要もなさそうです。(保存方法:枠外に記載など)
袋の裏面 重なり部分
ガゼット袋(マチ付き)の場合、袋の裏にフィルムの重なり部分がありますが、ちょうど説明文の隣あたりに、わずかに穴が開いており、白い布が見えるのがわかります。ここがガス抜きの役割を果たしています。
袋の内部
袋の内部です。ハサミで解体してみると、袋の上から下まで、先程の白い布が貼ってあるのが分かります。
近寄った写真です。コーヒーのドリップバッグと同じような素材です。
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